仕事でアイツを味方につける方法
こんにちは、富田です。
今日は、このブログを読んでくれている方の9割(※私推定)が、一度は思ったであろう話です。
「(上司)(部下)(隣の部署のアイツ)が、ぜんぜん動いてくれない!」
相談しても否定から入られる、右耳で聞いてる話が左耳へ抜けてる、30秒毎にこっち向いてる顔の眉間のシワが増えてる...。
特に、今まで経験したことがない新しい話をした場合とか、こういうこと多いんじゃないですかね?
そういう方に、ちょっとヒントとなればというのが今日のテーマです。
いわゆる「人を動かすチカラ」を持ってる人は、そうでない人と何が違うのか?と。
参加型でいきます。読み進める前にちょっとご自分で考えてみてください。
【問題1】
次のうち、人を動かす(協力してもらう)のに大切なのはどれでしょう?
①感情(雰囲気)
②経験(実績)
③信頼
シンキングタイム10秒! ... 5秒 ... はい、そこまで!
【答え】
③「信頼」を選んだ方、とりあえず正解です。
...教科書的にはですけど。
実際、信頼があれば大概は協力してくれます。そりゃそうです。
でも実際は「信頼」というのは一朝一夕では作れないです。増してや隣の部署だったり、普段あまり会話もしない上司部下だったらなおさらです。
じゃあ何が正しいのか?
現実世界での正解は、①→②→③だそうです。
つまり、
①いつも笑顔で応対、基本Yesのスタンス、話しやすく相談しやすい雰囲気 を心掛け
②相手に「付き合う価値がある」と思われるスキルや手助けの実績 を作る
その結果が③信頼 になる、と。
「オイオイ、こっちは頼む立場だぞ? そのためにそこまでしなくちゃならないのかよ!?」、と思った方。
そうです。そこが「人を動かせるかどうか」の境界線です。「人を動かすチカラ」を持ってる人は、実はこの思想を持って実践してるのです。
「めんどくさいわ」「それできりゃ世話ないわ」「そんな時間かけてられないわ」という方は、次の問題へ!
【問題2】
一頭の仔牛がいます。仔牛を小屋に入れようと、夫が前から引っ張り、息子が後ろから押しますが全然動きません。
そこへ妻がやってきました。妻は常識のある人でした。妻があることをすると、仔牛は素直に小屋へ入りました。
さて、妻は何をしたのでしょう?*1
シンキングタイム30秒! ... ああ、それはたぶん違いますね ... お、気づきましたか? ... ハイ、終わりです。
【答え】
妻は「仔牛が一番何をしてほしいか」を考え、指を吸わせたのです。
...当たってました? ちなみに自分は、これ聞いてハッとした人間です。
意外と日常では見落としてるんじゃないでしょうか。
自分が何かを頼もうとしている(指示を出そうとしている)相手が「一番何をしてほしいと思っているか」を考え、それを与えることで自分のしてほしいことを実現する、って発想。
これは、時間をかけて信頼関係を築いていなくてもできる「人を動かすワザ」です。
逆に「人が動かせない人」は、問題の夫や息子のように、自分の考えや要望を相手の都合を無視して押し付けてることが多いです。
「だってそういう規則だし」「仕事だ」「やって当然だろ」「何で協力してくれないんだ!」
ついそう言っちゃう方、ちょっと視点を変えてみるといいかもしれませんよ。なんせ、妻は常識ある人。つまり、それこそが「普通」なんです。
さて、では今回はこの辺で。またお会いしましょう。
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あ、あれ!?
ちょっと席外してる間に、誰か俺のブログ書いてくれちゃってんだけど!?
書くネタに困ってて「誰かブログ書いといてくれないかなぁ?」って思ってたけどさぁ。
んー、これはこの後、「誰かが俺に頼みごとをしに来る」わけなのか...!?