働き方改革とリスク回避
こんにちは。畑です。
2月末現在、ここ1~2週間が新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐためのヤマ場の期間だと、国から発信されました。厚生労働省のWebサイトによると、新型コロナウィルスの感染経路は、飛沫感染と接触感染が主だそうです。飛沫感染は咳やくしゃみ、つばなどの飛沫による感染です。咳エチケットが大切と言われるのは、飛沫感染を防ぐためですね。接触感染は、ウィルスに触れた手で目や鼻や口などの粘膜に触れることによる感染だそうです。ウィルスが付着した吊革やドアノブ等を触った後は、接触感染のリスクが高まりますので、手洗いやアルコール消毒を徹底することが大切ですね。
新型コロナウィルスに関しては色々な情報が飛び交っていて、どの情報が信憑性の高いものか、私には判断が難しいです。とりあえず、厚生労働省のWebサイトなら間違いはないかと思い、なるべく公的な発表を見るようにしています。情報が溢れているこの時代、ファクトチェックが大切だと言われていますが、私は騙されやすいのでファクトチェックに自信がありません……。
さて、こんな状況の中、毎日、通勤ラッシュに揉みくちゃにされつつ、吊革に必死でぶら下がっていた私は、いつどこで感染していてもおかしくないなと感じていました。が、ここ数日、日に日に電車が空いてきている気がします。特に朝の時間帯はホームから人が溢れんばかりだったのですが、ここ2、3日はホーム上をすいすい歩ける程度まで人が減りました。今朝は、電車内も吊革につかまって快適に立っていられるほどに空いていました。
数日前から、電車内では、時差出勤やテレワークを活用した混雑緩和を呼びかけるアナウンスが流れていました。このような状況を受けて、実際に時差出勤やテレワークを実施する企業が増えてきたのかもしれません。
働き方改革の一環でテレワークの環境を整えていた企業は、今のような状況でも即座に対応することができますね。ここにきて、働き方改革のメリットが別の形で出てきたように感じます。社員の多様な働き方を許容するということは、どのような状況に置かれても、ある程度は事業を継続できるということにつながります。働き方改革の恩恵はリスク回避やリスク低減という形でも表れてくるのですね。目からウロコでした。
そしてついに、我がハタラクシアでも「3月から原則時差出勤、可能であればテレワーク」の御触れがでました! ただ、ここ数日の電車の空き具合を見ると、時差出勤をすることでかえって混雑に巻き込まれるような気もしますが……。とりあえず、時差出勤とテレワーク、試してみようと思います。