二 と 八
毎々、お世話になります。
2月はブログからご無沙汰しておりました新谷一二三(しんたに かずふみ)です。
世間一般では二八(にっぱち)などと言って2月と8月は売上が減少する=少し暇になるなんてことも言われたりしますが、表面に見える部分とは逆に「棚卸を実施」したり「次年度の計画を作る」だったり「3月に向けての準備作業」はたまた「人間ドック受診の会社締め切り」や「バレンタインデーなどイベント」などで実態は公私ともに忙しいことこの上なかったりします。なんて私がブログに登場しなかった言い訳はさておき、そんな2月を乗り越え、全ての面で更に忙しい3月、4月に突入していくわけですが皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今はただ、ただ新型コロナの影響が皆さまにとって様々な面で大きくならないことを祈るばかりです。
さて、あらためて毎年、自分には二八は当てはまらないなぁと考えてたら、他にも「二八そば」とか「二八の法則」だとか、よく使うなと思い、その中でも直ぐに思い浮かぶ「二八の法則」について改めて少し調べてみました。
この「二八の法則」は提唱した経済学者の名前をとって「パレートの法則」とも言われるそうですが「売上の8割は2割の優良顧客から得ている」などよく聞く例え話ですよね。
この法則、売上だけではなく例えば品質向上においては「10項目の品質改善リストの中から影響度の大きい2項目を改善すれば8割の効果がある」など様々な観点で当てはまるそうです。
これは新規事業を行っていく上でマーケティングの基礎的な考えになりそうです。
例えば新しい製品を開発して2割の人に受け入れられても8割の人に受け入れられないのが自然の法則であれば、最初から2割の人だけがより好むものを研究開発したら、ターゲットが明確になり、2割の人が、より多く買ってくれることになるかもしれません。ターゲットを絞れと言われますが、こういうことにつながるのでしょうね。「二八の法則」から派生して「2-6-2の法則」もあります。かのパナソニック創業者の「松下幸之助」さんが提唱した「二八の法則」を更に掘り下げたものです。是非、今後のブログの中で確認していきたいと思います。
「二八そば」や「ナンバー2」、「200海里水域」、「海底二万里/小説」、「末広がりの八」、「関東八州」や「八百屋」など、何かと私達の生活に溶け込んでいる「二」と「八」は自然発生する黄金比と言われる「フィボナッチ数列」にも出てきますし割合として人間にとって感覚的にわかりやすい数なのかもしれません。この「感覚的にわかりやすい」は新規事業を進めるこの身としては今後も意識していきたいと思います。
<個人的に松下幸之助さんの好きな格言>
・無理に売るな、お客が好むものも売るな、お客のためになるものを売れ
・失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければそれは成功になる
・今日の最善は、明日の最善ではない
いいこと言うなぁ
でわ、でわ・・See You!