コミュニケーションモンスター
毎々、お世話になります。
最近、恋敵の小田の評判が、どうやら急落中のようです( ̄― ̄)ニヤリ
新谷一二三(しんたに かずふみ)です。
わが阪神タイガースは10月31日から秋期キャンプに入りました。2019年のチーム成績ではエラーが12球団最多の102失策。ホームラン数がリーグ5位で1位の読売ジャイアンツさんの約半分です。課題は明確。守備力と得点力。
この課題を解消すべく新しいコーチがやってきました。約25年間、中日ドラゴンズさん一筋でプロ野球の厳しい世界を過ごされた井上一樹(いのうえ かずき)さんです。なぜ中日一筋の方が阪神のコーチになったのかは話が長くなりますので置いておくとして、この新コーチが就任早々に宣言されたのが「コミュニケーションモンスターになる」でした。
なぜ守備力と得点力が課題なのに「コミュニケーション」になるのか?とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、私はチームで目標達成(プロ野球で言えば課題を克服しての優勝)を目指すためには、やっぱりコミュニケーションが重要なんだなと再認識しました。
また、今年の流行語大賞候補にもあがっているラグビー日本代表が唱えた「ONE TEAM(ワンチーム)」。ラグビーを見たこと無い方も一度は聞いた事があるのではないでしょうか?ラグビー日本代表は多国籍のメンバーで構成されていますが、その全員の気持ちを一つにし、掲げたビジョンを共有し、その強敵に立ち向かう姿に感動を覚えた方も多いでしょう。その「ONE TEAM」を支えたコミュニケーションの一つが原曲カントリーロードの替え歌「ビクトリーロード」であった事は言うまでもありません。(ビクトリーロードをご存じない方はネット検索してくださいませ)
コミュニケーションの取り方は人それぞれ、チームや組織によっても様々な方法があると思いますが、コミュニケーションがうまく取れていないチームや組織が強い集団であるはずがない事は容易に想像できるのに、いざ、会社組織の中では、活発で意義のあるコミュニケーションが取られていない様に思えます。
先日、人事部ジン子さんとお話をした際に「会社や組織のビジョンを共有し、個人の目標達成が組織成果や個々人の成長につながるのが目標管理制度ですが、上司と部下の間で一番、重要なコミュニケーションが圧倒的に不足していて、はじめとおわりに少しだけ面談して・・なんて企業さんも多いし、目標管理を賃金や賞与の査定だけに使っているから形骸化するんです」と言ってました。
当社も以前は、まさにそんな感じでした。
でも最近、ジン子さんのおかげか当社も考え方が変わってきました。
私自身も毎月、メンバーと面談して、ある程度、じっくり話をする様にしたところ、少しずつですが以前よりも個々人の目標や成長に対して本音で語り合えるようになってきた気がしています。これは普段の会話や飲み会だけではできない事だと思いますので今後も継続して行きたいと思います。
真のONE TEAMになれるよう私もコミュニケーションモンスターを目指します!
あぁ・・20歳代のころONE TEAMだったあの子は、もう別のTEAMだけど、コミュニケーションモンスターになって個人的に新TEAMを結成したいと思う51歳は秋の風が冬の足音に聞こえます。
でわ、でわ・・See You!