人事部ジン子がしらない話

「とある会社」の社員が、優等生社員「人事部ジン子」に隠れてコッソリ立ち上げた、お役立ち(?)ブログです。


またお会いできることを楽しみにしています😊✨

スクラムってご存知でしょうか?

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毎々、お世話になります。

新規事業担当なのに新規事業らしいことを何もしてないじゃないかと柴田社長から指摘を受け始め、いわゆる尻に火がつきはじめた「新谷 一二三(しんたに かずふみ)」です。

 

突然ですが皆さん、「スクラム」って、ご存知でしょうか?

 

そうそう、今年、日本で9月20日に開幕したワールドカップラグビーで・・・違~う!

自動車メーカーマツダさんで販売しておられる高性能な軽自動車バン・・・もっと違~~う!

 

でわ、でわ「Scrum」とは・・・えっ!!もう、知ってる?本当に?

ほんまに、ほんま??

あのアジャイル開発手法の一つの「Scrum」やで!?

ラグビーでがっつり組み合うやつから来た言葉ではあるけどスポーツじゃあらへんやつやで??

今やソフトウェア開発だけでなく幅広い業種、業態で利用され経営にも取り込んでる企業があるやなんて・・・そんな、あほな・・ワイとした事が・・・おっと、ついまた関西弁が。

 

いやいや、今からでも決して遅くはありません。

確り学習して、確り会社に浸透させていきたいと考えています。

今回は「Scrum」をご存知ではない方に成り立ちや概要をお伝えしていこうと思います。

 

「Scrum」とはソフトウェア開発で利用されているアジャイル開発手法の一つです。Googleもほとんど全てと言って良いほど、この手法を用いてアプリケーションを開発していますし、安全性評価で最高評価を得た米自動車のTesra Model3やスウェーデンの飛行機メーカーSAABの戦闘機に組み込まれるソフトウェアも同様の手法を用いて(業界水準に対して)低コスト、短期間で開発されるなど多方面で高い評価を受けている開発手法です。

 

これまでの開発手法の代表としてウォーターフォールという手法があります。ウォーターフォールでは設計図を作るところから商品を出荷するまで、あたかも上から下に水が流れるように開発を進めて行く手法です。なんとその起源は1910年代。第一次世界大戦の時の戦略立案に使われたところから始まっていると言います(諸説あり)。これほど日進月歩のコンピュータ業界で100年以上も前の手法を未だに用いている事自体、不思議な事ではありますが、今でも日本の多くのソフトウェア開発に利用されています。それだけ優れたものであったとも言えますが時代の変化も激しく、多様性が求められる現代では最初に描いた設計図では完成する頃には時代遅れなんて事や、開発を進めたら設計図通りに行かず大きく手戻りが発生したり、開発期間が長引いたりなんてことは、ソフトウェア業界では良く聞く話です。

 

これに対して「Scrum」では、そもそも複雑で激しい変化や問題に対応する為の開発手法として考えられたものであり、可能な限り価値の高いソフトウェアを、より早く市場に投入する考えに基づいています。その為、高いコミュニケーションを実現した環境で、シングルタスクで集中する少人数のチームで、最小規模の開発を最小期間で、数多く繰り返し、より多くの経験を積み、生産性と品質の高いソフトウェアを、より早く市場に投入する事を実現しています。

 

そんな手法を我がハタラクシアにも導入すべく、私を含めたメンバー3名が認定スクラムマスターを取得しました。浸透させる為には、時として障壁があるかもしれませんが柴田社長も協力すると言ってくださったので必ず浸透させたいと思います。

機会があれば、そんな奮闘記もお伝えして行きたいと考えています。

 

さようならウォーターフォール。これからよろしく「Scrum」!

 

20歳代のころはマルチタスクで仕事を進める事が評価されていたのに、30年経った今はシングルタスクで一つの事に集中することが一番効率を上げると教育を受ける事になるなんて・・あぁ、あの時、あの子も良いな、この子も素晴らしいとマルチタスクで追い駆けた結果、人生をシングルで過ごす事になるなんて、あの時の私には想像もできなかったなと、今宵も一人でウィスキーを「ダブルで」なんて言いながら傾ける51歳の秋は予想以上に寒くなりそうです。

でわ、でわ・・See You!


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