人事部ジン子がしらない話

「とある会社」の社員が、優等生社員「人事部ジン子」に隠れてコッソリ立ち上げた、お役立ち(?)ブログです。


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半径5mでできる「働き方改革」~会議編

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どうも、富田っす。外回りから帰ってきてみれば、

夕方だってのに、後輩の小田が課長にどやされてるなぁ。

 

課長「小田、この間言ってたアレ、できてるか?」

小田「アレ...何でしたっけ?」

課長「お前なぁ、アレは明日の報告で...あ、部長」

部長「働き方改革だぞ。残業つくと面倒なんだ。みんな帰れ帰れ」

課長「は、ハイ。小田、残業しちゃダメだぞ」

小田「アレ、でも、さっきの話は」

課長「それは、ほら、アレだ。あー、うまいことやるんだ、うまいこと」

 

横で聞いててもムチャクチャだね、ちょっと。

会社の仕組みとかITで解決すべきなんだろうなぁ、コレ。

 

そういや今度できた新規事業の部長は、「半径5mでできる働き方改革」っての始めたって言ってたなぁ。

「半径5mの法則」って、「人は生活環境の半径5m以内ですべての人間関係を構築している」っていう論文かなんかで、よく社内恋愛とかの話に出てくるね。

大掛かりなことやらなくても、自分の周りの人との関係性を円滑にするよう努力するといいよ、ってこと。

新規事業の部署は、働き方改革とは言っても会社の仕組みはなかなか変わらないから、手の届くところで始めて、結果的に早く仕事が終わるようにするらしい。

こんなことやってるんだってさ。

 

1.会議前に会議を8割終わらせる

 ・当日使う資料は会議前に送っておく。

 ・モメそうなことは関係者にあらかじめネゴしておく。

 ・アジェンダ(当日のお題と決めることの一覧)は作っておき、できれば事前送付する。

  会議は「議論する場ではなく決める場」にする、と。間に合わないなら、会議をやめるっていう勇気も必要。

 

2.司会者の責任

 「えー、じゃあ、会議始めますか。まず何から始めようか」って言い始めたらダラダラ会議決定。司会者失格。

 司会者は、冒頭で「今日決めること」「何分で終えること」「(あれば)宿題の確認」、

 会議終わりに「決まったこと、宿題、次回開催」を読み上げる。

 アタリマエのことではあるんだけど、結構やってない人は多いポイント。

 

3.議事録は先に書く

 アジェンダを先に書いておいて、そこに決まったことを埋めていくという風にして議事録を書いていく。話が脱線しにくくなるので会議が早く終わるよ。

 新規事業部じゃ、会議の場は全員パソコンを持って参加して、この議事録をMicrosoftOneNoteというアプリ使って共同編集することで、議事録書いてる人が発言するときは他の人が議事を書く、というワザも使ってるらしい。

 

4.遅刻を許さない

 うん、だいたい人の集まりが悪い会議はダラダラ長いんだよね。参加者が時間にルーズだから。

 開始遅れたぶん、出席者の時間単価を計算して「これだけ会社に損失を与えた!」って意識付けする会社もあるらしい。

 ま、そこまでしなくても、開始遅れを許さないルール・雰囲気ができてると、会議は早く済むね。

 

聞いてみれば割と昔から言われてるもので、確かに半径5mでできるものだね。

あー、でも最終的にはITとかで何とかしたいねぇ。なんとかならないのかねぇ。

 

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