会社で検索上手になれる4つのコツ、実践編①
こんちは、富田です。
...って、「ですます」はガラじゃないね。お目付け役の課長がウルサイ営業部で飄々とやってる40歳独身の主任。よろしくな。
まぁ俺の自己紹介はそのうち適当にするとして、さっきからまた課長が俺の横で噴火してるわ。
要領悪いウチの部署の小田が、課長の言ってる言葉が全然わからんらしく、トンチンカンな受け答えしてるのがそもそもの発端。
どこで覚えたか、やたら略語を使う上に説明をしてやらない課長も課長なんだが、小田もちょっと調べりゃいいのにな。
小田「調べ方が分からないッスよ。ネットずっと見てたら、『遊んでんのか!』って、また課長にどやされました」
ほんっっっとに要領悪いな、お前...わかった、ちょっといい方法教えてやるよ。
題して「会社で検索上手になれる4つのコツ、実践編①」だ。
基本的にはすべてGoogleを使うことを想定するぞ。
- 1.知らない言葉の「おおまかな意味」を素早く調べる
- 2.思い出せない言葉は、思い出せる限り書いて、「類義語」を足す
- 3.稟議とか購買とかで必要なとき、ざっくりモノの値段を簡単に調べる
- 4.いろんな計算に使う
1.知らない言葉の「おおまかな意味」を素早く調べる
KPIだのOKRだのSaaSだの、なんだか社内じゃアタリマエのように使われてて、訊いたらバカにされそうで今さら訊けないってこと、結構あるだろ?
Googleでその単語を打てばだいたい説明出てくるんだけど、略語だったりマイナーな単語だったりすると全然違う候補が出まくって、ちょっと意味知りたいだけなのにあちこち見に行くハメになるよな。
そんな場合、「○○とは」または「○○ 意味」で検索する。うまくすれば意味の要約が、ダメでも誰かが作った説明記事が出る確率が高い。検索上手な人は基本で使ってる方法だ。
2.思い出せない言葉は、思い出せる限り書いて、「類義語」を足す
なんかモヤっと覚えてるけど正確に思い出せないときは、思いついたキーワードを列挙して、最後に「類義語」って入れて検索する。
例えば、さっきの「SaaS」という言葉が思い出せなければ、「クラウド ソフト 類義語」などとするといい。一番目の候補には出ないかもしれないが、たいてい1ページ目に目的のものが出てくる。出てこなければ、さらに思いつく単語をつけてみる。「クラウド ソフト インターネット 類義語」とかな。
3.稟議とか購買とかで必要なとき、ざっくりモノの値段を簡単に調べる
どこかの事務用品の値段を知りたい。でも、あるメーカーのは除きたい、なんて場合。「○○ -□□」と、除いて欲しい候補にマイナスをつけて検索する。「ホチキス -A社」とかな。その上で、検索窓の下にある「ショッピング」というリンクを押してみる。画面左に「価格帯」が出るので、だいたいの相場と、いくらだったら何が買えるかのアタリをつけるのにも使える。「接待の手土産」とかで調べてもいいかもな。
4.いろんな計算に使う
数式を検索窓に入れて検索すれば計算してくれる。「1000*8%=」とかな。これはまぁ、知ってる人も多いだろうな。
意外とみんな知らないのが日数計算。「11月30日-11月1日」とかで検索すると、何日間か表示してくれる。カレンダー見て指差し確認する必要ないんだぞ。「11月1日は何曜日」とかやれば曜日も分かるしな。
電卓やExcelより応用が利くぞ。
モノを知ってるより、モノの調べ方を知ってるほうが、今の会社では便利だよな。
検索も仕事もさっとやってさっと帰ろうぜ。これ、俺のモットーね。
※本記事は、2019/08/01現在のGoogleの仕様に合わせて書かれています。