サブスクリプション始まりました。
ある日、妻からの提案で我が家のサブスクリプションは始まりました。
「あなたが大好きな麦が入ったシュワシュワしたお酒、定額制でお仕事の後、毎日飲めるサービス始めるけれど、試してみない?」
いつもだったらビールを飲むこと自体、あまり良い顔をしない妻からの提案です。断る理由はありません。しかも提示された価格は私のお小遣いでも負担にならない価格設定です。喜んでサブスク受け入れました。
仕事も終わり、お風呂上がりのビールは最高です。「おいし~ぃ」。日は短くなりましたが、まだまだビールが美味しい季節です。あっと言う間に350ml缶は空っぽに。お代わりをお願いすると「一日一本までよ。もう一本飲むなら、もう一口契約してね」えっ!・・・。そ、そうなんだ。
今日もビールが美味しい。あれ?私が飲んでいるビールがテレビCMで流れている。「ビール系飲料。新発売」。ビールじゃない。第三のビールだ。妻にクレームを言ってみると「ビールなんて言っていないわよ。原材料に麦が入っていると言っただけ」そ、そうなんだ。
今日は土曜日。ちょっと早めに晩酌を始めようと思います。「おーぃ。ビール(系)出して」
出てこない・・・。「仕事の後に飲めるサービスだって言ったでしょ。今日はお仕事無いんだから出ないわよ」そ、そうなんだ。でも休肝日は必要だし、飲まない日があっても良いかな。
今日は会社の創立記念日。平日に休めるなんて幸せ。妻から「買い物に付き合ってくれるならお仕事をした日だってカウントしてあげるよ」
嬉しい提案です。ビール(系)が飲めます。大型スーパーに向かい、普段運ぶには重い、お米、瓶に入ったものや缶詰など運ぶ運ぶ。私、大活躍です。
あれ?あのチラシは?毎週月曜にタイムセールスやっているみたいです。私が飲んでいるビール(系)も対象です。あれ?計算すると私が支払っている金額より安く購入できている。
さて、サブスクリプションを利用するにあたり、おさらいです。
1.標準サービスに含まれている内容を確認しましょう。制限、制約。オプション扱 い で別料金であることも有り得ます。
2.受け取るサービスが、あなたの欲しがっているサービス内容なのか仕様を確認しましょう。
3.サービス供給のタイミングが、あなたが利用したいと思うタイミングと合っているのか確認しましょう。
4.単純な金額(現金)での比較は誤りです。妻が購入した金額と、私が渡した金額では、若干ですが妻の手元に現金が残ります。でも私が同じ金額で購入するのであれば、有給休暇を使いスーパーに並ぶ必要があります。そして、それを自宅まで運ぶ作業も発生します。もう、お気付きだと思いますが、サブスクを利用すると言うことは、サービスを構築する、維持する、運用する等、それら全て考える必要も無く、得られる価値だけ受けられると言うことです。
さて、我が家のお話には続きがあります。私も妻に「そ、そうなんだ」を言わせて見たくて「サブスクなら解約できるよね?」。ちょっと意地悪な口調で言ってみました。妻は驚くと言うより、ため息を吐きました。そして妻が指差す方を見ると、そこには大量に積まれたビール(系)が。消費税増税を見越して大量に購入したのだと。家計のこともちゃんと考えてくれていて、しっかりした妻です。当然そのあと「サブスク利用継続させてもらいま~す」を伝えました。
5.サブスクリプションは、いつでも止められること。思っていたものと違うサービスだったら解約してしまいましょう。契約時に確認して下さい。もし、解約するのに難しい条件が付いていたとしたら、数社で独占しているサービスか、もしくはサービス内容に自信がない企業なのかも知れません。
さて、今晩もサブスクで乾杯です。
以上、瑠伽(ルカ)でした。