徒然なるザオラルの話
こんにちは、鈴木です。
この題名を見て、「ファミコン」「ドラク〇」「ギャンブル」「使えない」「クリフト」等々のワードが思い浮かんだ方は、恐らく30~50代の男性のはずです。
他方、「アプリ」「合コン」「LINE」等々のワードが思い浮かんだ方は、恐らく20代~30代前半ぐらいの男女だと思います。
ザオラルですが、言わずと知れた名作「ドラク〇」の復活呪文です。
力尽きた仲間を復活させることができますが、成功確率は50%程度。
教会に行かなくてもすむため、戦闘後に使うなら非常に重宝しますが、特にボス戦では失敗すると1ターンとMPを無駄に消費するため、命取りになります。
そして仮に成功してもHPは半分しか戻らないため、復活した瞬間にベギラマと凍える吹雪あたりの2回攻撃でまたやられるというのがよくあるパターンで、なかなかギャンブル性の高い戦略です。(クリフトに罪はありません。クリフトの罪はザラキの無駄撃ちだけ)
他方、(最近知ったのですが)若者の間では、マッチングアプリでメッセージのやりとりが途中で途絶えた相手や、合コン後しばらく会ってない相手に送るメールを指すとのこと。
やりとりを「復活」させる呪文ということですね。
すごくないですか?このセンス。
ザオラルの成功するかわからないソワソワ感やダメ元感、案の定失敗した時の徒労感、そして成功した時の望外の喜びをこれほど的確に体現した使い方があるとは。
これを聞いた時は感動すら覚えました。山田くんを呼びたいレベル。
しかも、たぶん後者の意味で使っている若い男女はザオラルの元ネタ知らない人多いんじゃないかな。ドラク〇最盛期の世代じゃないし。
つまり、世代を超えて言葉だけがよみがえってるわけです。
ザオラルだけに。
よし、うまいことまとまったところで今回は失礼します。
ではでは。