「お父さん、お母さん。プログラミング教えて!」
小学生のお子様がいらっしゃる方、甥っ子や姪っ子に小学生がいらっしゃる方、突然「プログラミング教えて!」と言われたらどうしますか?なんとなくニュースでは聞いているはずなのですが、いよいよ2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されます。小学生のお子様から「プログラミング教えて!」の質問は、現実的に起きてしまうかも知れないですね。
実は私の周りにも小学生は沢山いるのです。親戚の中でもIT系に身を置いているのは私しかいません。そのような訳で文部科学省から出ている「小学校のプログラミング教育の手引」、指導案がホームページに掲載されている「未来の学びコンソーシアム」なども見てみました。
うぅ~ん。教育者ではない私には理解力不足なのか。私が教員だったらこれを見て指導するのは難しいですね。例えば、この資料を見た上で1時間だけ講義して欲しいというオファーでしたら内容の良し悪しはあるにせよ、何か話すことは出来ると思います。ただ、一年間の単位の中でカリキュラムを考えるとなると、どうしたら良いのか想像も出来ないです。もしかしたら教員の皆様も戦々恐々としているのではないのでしょうか。
文部科学省は「小学校のプログラミング教育」と表現していますが、これだとプログラム言語を覚える必要がありそうに感じますが、実際にはプログラミング的思考を育てる教育みたいですね。「プログラミング教育」ではなく「IT教育」の表現の方が合っている気がします。ただ、これもIT系に身を置く者の感じ方なのかも知れません。
さて、私も普段の仕事の中ではプログラミングすることは無いのですが、趣味と言いますか興味で短いコーディングは行うことはあります。と言うとカッコいいですが、実際には公開されているGitHubからコピペするだけなのですけれどね。
それではご紹介します。私のArduino(アルドィーノ)です。
イタリアで学生向けに安価なマイコンを提供したいと立ち上がったプロジェクトから生まれたマイコンボードです。詳しくは「Webで」(笑)
このArduinoに幾つかのセンサーと通信用ボードを取り付けてプログラミングを行っています。言語はC言語に似ているSketchです。付いているセンサーは温度計、気圧計、照度計、加速度センサー、そして通信するためのLoRAWAN用通信モジュールがついています。IoT入門キットです。当然クラウド側にもデータを蓄積してダッシュボードで見えるところまでは作ってみました。時間間隔や各種センサーの値によりメールを発信する機能も追加してみました。なので、うんちくは(なんちゃってですが)語れるようになりましたがビジネスでは、まだまだ活かされていないままです。(;^ω^)
とは言えハタラクシアでもIoTビジネスを始めるのも遠くないかも知れないです。
さて、「プログラミング教えて!」に戻りまして「うちの子は中学生だから関係ない。」と思ったお父さん、お母さん。中学校でも2021年度からプログラミング教育始まりますから。(笑)
そう言えば文部科学省も、プログラミング教育については企業・団体や地域等の人々との連携・協力して進めることも推奨しているようです。ハタラクシアにもお声掛けがあるかも。
それではまた。
瑠伽