人事部ジン子がしらない話

「とある会社」の社員が、優等生社員「人事部ジン子」に隠れてコッソリ立ち上げた、お役立ち(?)ブログです。


またお会いできることを楽しみにしています😊✨

お客様の先にいらっしゃるお客様への価値ってなんだろう?

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皆様お元気にお過ごしですか?暑い日が続いていましたが、やっと過ごしやすい季節になりました。と、無難な前置きから入らせていただきました、自称技術者の瑠伽(ルカ)です。

何故自称技術者なのかと言うと、私はコーディングしませんし構築もしません。あれ?納品もしないし・・・。かなり怪しい技術者です。

 

さて、今日は入社まもなくの時の、「スッキリしたこと」を書いてみます。

あ、その前に、ここで使うコトバについて2つだけ定義します。今日のブログ上の定義なので、一般の用語定義ではないですのでご注意を。

 

カスタマー → 我が社にお仕事を依頼されるお取引先

お客様  → カスタマーの製品やサービスを受けるお取引先や人

 

私達はカスタマーと打合せをしてシステム構築をします。

私が新入社員のころ、A先輩について打合せに参加していたのですが、カスタマーから「在庫検索が容易にできるようにして欲しい」という要求があり、A先輩は「場所別」とか「分類別」とか検索の抽出方法を絞り込めるような機能を設計しました。

このとき私は違和感を覚えたのですが、まだまだ若輩者として先輩に意見することはできなかったのです。その後、システムは立ち上がり、カスタマーから一定の評価は得られA先輩は無事に定年を迎えられました。

 

あれ?私の違和感は何...!?

 

その後、B先輩について立ち上がったプロジェクトに参加したのですが、このプロジェクトで違和感が消えたのです。カスタマーからの要求に「在庫検索が容易にできるようにして欲しい」と前回同様な依頼がありました。

B先輩は、

「同時にいつ入り用なのか、お客様に尋ねるデザインにしてみませんか?」

「欠品していた場合、同様な商品をお客様に提案するデザインにしてみませんか?」

「調達する場合、調達できる期間は決まっていますか?」

など、次々に提案を始めたのです。

 

A先輩とのプロジェクトでお客様が受け取った価値は、「商談のスピードを加速させる価値」でした。ただ、購入していただけるスピードだけでなく、カスタマーから購入することを諦めさせるスピードも加速させたものでした。

B先輩とのプロジェクトでお客様が受け取った価値は、商談のスピードを加速させる価値だけではなく、「今受け取ることができなくても使うタイミングには入手できている価値」

「メーカーは違うけれど要求を満たすものならば受け取れる価値」

といった、「お客様が得られる価値」がさらに付加されたものでした。

 

最後に、定義していた単語を解除して。

「お客様の先にいらっしゃるお客様への価値ってなんだろう?」

 


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