小田、電子化される②
皆さんこんにちは、ちょっとデジタルになった小田です。
前回のブログで紹介した、僕が体験した電子契約のお話の続きです。
読んでいない方は下記のブログをご覧ください~。
いや~もうすごいですよ。電子契約!
今までの苦労は何だったの?!という感じです。
※注)お客様が電子契約を始めたので、たまたま使っただけです。
契約って意外と面倒なんですよね。
※注)営業マンとしてあるまじき発言です。
なぜかというと、お客様からご契約の意思を確認できても、色々な工程を踏んでいく必要があるんです。
会社やお仕事の内容によって違うと思いますが、おおむね以下のような流れになります。
1)契約内容の大筋合意
2)契約書の作成
3)契約相手に条項などのリーガルチェックを依頼
4)契約相手と条項などの調整
5)契約相手と条項などの合意
6)契約書を印刷
7)課税文書の場合、収入印紙を申請
8)課税文書の場合、収入印紙を貼付
9)当社権限者の押印申請
10)当社権限者の押印(複数部門/人の場合あり)
11)お客様(契約相手)へ持参/送付
12)お客様(契約相手)で決済
13)契約相手が押印申請
14)契約相手が押印
15)訪問/郵送で契約書取得
どうですか?結構たくさんあると思いませんか?
電子契約にすると、7)~15)の時間が格段に短くなります!
しかも今のところ、電子契約の場合は収入印紙が不要なんだそうです。
収入印紙代もけっこうかかっていたりするので、コスト削減になりますね。
うちの会社も導入してくれないかな~。
でも、よく考えると電子契約って大丈夫なの?と思ってしまいました。
クラウド上で契約書のデータは見ることができて、合意ボタンを押すことができるけど、それって法的に有効なの?と疑問に思って、色々調べてみました。
いくつかのサービスがあるみたいですけど、だいたいどれも合意ボタンを押すと、契約データに電子署名とタイムスタンプが付与されるみたいです。
簡単に言うと、「いつ誰がこの契約書データに合意しましたよ」という情報が契約書データに書き込まれて、それが付いた状態でPDFファイルでダウンロードできるようです。
なるほど、電子署名とタイムスタンプね・・・難しい・・・
でもとりあえず大丈夫なようなので良しとしましょう♪
次に思ったのが、PDFファイルでダウンロードできるなら、セキュリティって大丈夫なの?という疑問です。
PDFファイルなんて、編集などできてしまうのでは・・・なんて悪いことも考えられますよね。
でも、それも大丈夫なようです。
もし万が一PDFファイルを編集しても、電子署名でそれがわかるようになっているとのこと。
これなら安心ですね。
調べれば調べるほど、電子契約っていいなと思ってしまいました。
しかも、最近の詐欺事件のニュースなど見ると、紙とハンコの契約書の方がセキュリティ的にリスクがあるのでは?とさえ思ってきました。
手元のデータは改ざんされても分かるようになっているし、クラウド上に保存される原本はセキュリティがしっかり担保されているのは安心です。
いや~、やっぱりいいっすね。
部長にうちも使えるようにお願いしに行こう!
そういえば、ちょっと絡みにくいけど、うちの会社の電球おじさんにも話してみたら新事業のネタになるかな。
今度またこっちを見ていたら話してみよう。
以上、けっこうデジタルになった小田でした。